私たち夫婦は、40代から老後資金づくりを始めました。
最初は投資に対して不安もありましたが、本やYouTubeで基礎を学び、旧NISAを利用して積立投資をスタートしました。現在も新NISAとiDeCoを活用しながら、無理のない範囲で積立を続けています。
「先に積み立てる仕組み」を作り、コツコツ続けてきたことで、50代の平均貯蓄額を一つの目安として資産を築くことができました。積立を始めた時期が比較的良く、その後の相場が好調だったことも大きな要因だったと思います。
資産形成で一番大切なのは、投資のタイミングを考えることではなく、「無理なく続けられる仕組み」を作ることだと実感しています。
私たちがNISAを選んだ理由
NISAの最大の魅力は、運用で得た利益に税金がかからないことです。
通常、投資で得た利益には20.315%の税金がかかりますが、NISAなら非課税で運用できます。この差は、長期間積み立てるほど大きくなります。
デメリットとしては、投資できる商品が金融庁の基準を満たした投資信託などに限られることが挙げられます。
しかし、私たちは「一定の基準を満たした商品に絞られている」と前向きに考えています。選択肢が多すぎない分、初心者でも商品を選びやすいと感じました。
また、NISAは長期投資を前提とした制度です。私たちも老後資金を目的に長期で積み立てる予定だったため、この点もデメリットには感じませんでした。
自動で積み立てる「仕組み」を作る
私たちは、投資信託を毎月積み立て購入しています。
最初に証券口座を開設し、銀行口座からの自動引き落としと、投資信託の自動積立を設定しました。
一度設定してしまえば、毎月決まった日に銀行口座から積立金額が引き落とされ、自動で投資信託が購入されます。
そのため、毎月「今月は買おうか」「相場が下がったからやめようか」と悩むこともなく、ほとんど手間をかけずに積立を続けられています。
私たちは、この「自動で続けられる仕組み」を作ったことが、長く積立を続けられている一番の理由だと感じています。
資産形成は、一度に大きなお金を用意することよりも、無理なく続けられる仕組みを作ることの方が大切だと実感しています。
iDeCoを利用している理由
iDeCoは、老後資金を準備するための私的年金制度です。
私たちは、老後資金を積み立てながら節税もできる点に魅力を感じて利用しています。
iDeCoは運用益が非課税になるだけでなく、掛金が全額所得控除の対象となるため、所得税や住民税の負担を軽減できます。
一方で、最大のデメリットは原則60歳まで資産を引き出せないことです。
しかし、老後資金はもともと長期間かけて準備する予定でした。そのため、簡単に引き出せないことは、むしろ確実に老後資金を残せる安心材料だと考えています。
加入時や運用中には一定の手数料がかかりますが、それ以上に税制上のメリットが大きいと感じているため、現在も継続しています。
ちなみに、私たちの利用している証券会社は初回時のみの手数料が2,829円で、
月々の手数料は171円です。(手数料などは変わる可能性がありますので証券会社HPなどで確認してください)
iDeCoは、勤務先に必要書類を提出して手続きをしてもらう必要があるため、最初は少し面倒に感じました。
それでも、一度手続きを済ませてしまえば、その後は自動で積み立てが続き、資産形成と所得控除による節税という二つのメリットを継続して受けられます。
「最初だけ少し頑張れば、その後はほとんど手間がかからない」と考え、重い腰を上げて手続きをしました。
今では、「あのとき始めておいて本当に良かった」と感じています。
将来の資産額はシミュレーションで確認
私たちは、老後資金がどのくらい準備できるのかを確認するために、アセットマネジメントOneの資産形成シミュレーションを活用しています。
毎月の積立額や積立期間、想定利回りを入力するだけで、将来の資産額の目安を確認できます。
わが家では、利回りを5%・6%・7%など複数の条件で試しながら、「無理のない積立額で目標に届くか」を定期的に確認しています。
シミュレーションをしてみると、「あと何年続ければ目標に近づけるのか」が見えるようになり、積立を続けるモチベーションにもつながっています。
まとめ
わが家の老後資金づくりは、NISAとiDeCoを活用した長期の積立投資が中心です。
証券会社はSBI証券を利用し、投資信託はS&P500に連動するインデックスファンドを毎月積み立てています。住信SBIネット銀行と連携することで、資金の管理もしやすく、一度設定してしまえば、ほとんど手間をかけることなく積立を続けられています。
インデックス投資は、市場全体の成長に合わせて長期的な資産形成を目指す投資方法です。「インデックス」とは、日経平均株価やS&P500など、市場全体の動きを表す指標のことをいいます。また、「ファンド」とは、多くの人から集めた資金をまとめて運用する金融商品のことで、投資信託を指します。
つまり、インデックスファンドに投資することで、市場全体の成長に合わせて資産を増やすことを目指せます。
過去の実績では、多くのアクティブ運用を上回る成績となったケースも多く、私たちも「長く続けるなら、この方法が自分たちに合っている」と考えています。
私たちが資産形成で何より大切にしているのは、「無理なく続けられる仕組み」を作ることです。
私たち夫婦は、株価の値動きを毎日気にしたり、売買のタイミングを考えたりすることが、自分たちには大きなストレスになると感じました。
できるだけ相場に振り回されず、穏やかな気持ちで生活したいという思いから、個別株には投資せず、インデックス投資を選んでいます。
相場の動きに一喜一憂するのではなく、一度仕組みを作ったら、あとは時間を味方につけてコツコツ積み立てる。それが、私たちがたどり着いた資産形成のスタイルです。
積立投資は、一攫千金を目指すものではありません。時間を味方につけながら、複利の力を生かして少しずつ資産を育てていく方法です。
アインシュタインが「複利は人類最大の発明」と言ったそうですが(実際に本人が言ったという証拠はないようですが??)、その効果は長い時間をかけることで大きくなります。利益がさらに利益を生み、それを繰り返すことで、雪だるまが転がるように資産が成長していくのが複利の魅力です。
だからこそ、資産形成は早く始めるほど有利になります。そして、始めたら焦らず、慌てず、コツコツ続けることが何より大切だと実感しています。
この記事が、老後資金づくりの第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
