はじめに

「自分の機嫌は自分で整える。」
この言葉を意識するようになってから、以前より穏やかに過ごせる日が増えました。
以前は、誰かの機嫌が悪いと「私が何か悪いことをしたのかな」と考えてしまうことがありました。
相手が笑顔なら私もうれしい。
相手が不機嫌なら私まで気分が沈む。
そんなふうに、自分の気持ちが周りに左右されることがありました。
でも、人の機嫌は、その人自身の問題です。
自分ではどうすることもできないことまで抱え込む必要はないと気づいてから、心がずいぶん軽くなりました。
自分の機嫌を人に委ねない

誰かに喜んでもらえたらうれしい。
その気持ちは、とても大切だと思います。
でも、「あの人が笑ってくれるから幸せ」「あの人が機嫌がいいと安心する」という気持ちが強くなりすぎると、自分の幸せまで相手任せになってしまいます。
相手の機嫌は、自分ではコントロールできません。
だからこそ、自分の気持ちは自分で整えることが大切だと思っています。
不機嫌な人に振り回されない

職場や家庭、友人関係の中には、不機嫌な態度で周囲をコントロールしようとする人がいます。
ため息をつく。
無視をする。
返事をしない。
わざと強い口調で話す。
資料や書類を乱暴に扱う。
不機嫌な態度や表情を隠さない。
特定の相手にだけ冷たい態度をとる。
本当に嫌ですね….。
不機嫌ハラスメントは、ただの感情の表れではなく、周りの人に深刻な影響を与えます。
不機嫌ハラスメントをする人の特徴

フキハラをする人は共通の特徴があります。
特徴を知っておくとフキハラを回避できたり、どうしても関わらなくてはならない時に適切な距離を保つことができるので知っておくと良いと思います。
フキハラする人の特徴は、
・感情のコントロール能力が低い人
(感情を処理したり、押さえたりすることが苦手で衝動的な人)
・自分の感情や要求を明確に伝えるスキルが不足している人
・不機嫌を利用して承認欲求やかまって欲しい気持ちを満たそうとする
・不機嫌は相手を思い通りにする効果的な手段と誤学習している人
(過去に不機嫌な態度で要求が通ったり相手が折れたりした経験がある)
・自己中心的な人
(自分の感情や都合が優先で、そのことが周りにどのように影響を与えるか想像力が及ばない、
または無関心)
・劣等感や自信のなさを威圧的な態度や不機嫌な態度で隠そうとする
このような態度で周りに気を遣わせ、自分の思い通りにしようとする人もいます。
そのまま受け止める

年齢関係なく子供からお年寄りまでフキハラをする人はいます。
フキハラをする人に出会ってしまったら、
「この人は今、機嫌が悪いんだな」と、そのまま受け止めるようにしています。
理由を探そうとしたり、自分を責めたりはしません。
必要以上に巻き込まれないことが、自分の心を守ることにつながると思っています。
最近では、「不機嫌ハラスメント」が認識されるようになり、「フキハラ」という言葉も少しずつ一般的になってきました。
これをきっかけに、フキハラをしづらい世の中になり、フキハラをする人が少しでも減ってくれたらいいなと思います。
少なくとも「こうした行為はハラスメントになるんだ」と広く認識されることで、嫌なことをする人への抑止力になればいいなと思っています。
そして、たとえ小さくてもフキハラをしないように、
自分も気をつけたいと思っています。
ご機嫌でいることは自分へのプレゼント

私は、毎日をご機嫌に過ごすために、小さな楽しみを大切にしています。
お気に入りのコーヒーや紅茶を飲む。
心が落ち着く香りを嗅ぐ。
香りの良いシャンプーやトリートメントを試す。
散歩をする。
心地の良い音楽を聴く。
本を読む。
夫と旅行の計画を立てる。
ブログを書く。
どれも特別なことではありませんが、「今日もいい一日だった」と思える時間があるだけで、心は満たされます。
機嫌がいい日は、周りにも自然と優しくなれます。
だから私は、「誰かに機嫌を取ってもらう」のではなく、「自分で自分をご機嫌にする」ことを大切にしています。
心を整える習慣は毎日の積み重ね

このシリーズでは、
・ヘラヘラ笑ってごまかさないこと
・即答しないこと
・悪口に参加しないこと
・一人時間を楽しむこと
・一線を引くこと
・相手の評価を手放すこと
について書いてきました。
どれも特別な技術ではありません。
毎日の小さな選択を少しずつ変えていくことです。
失敗したり、落ち込んだり、そのたびに振り返って、「次はこうしてみよう」と少しずつ積み重ねてきました。
今でも、トライアンドエラーを繰り返しながら練習中です。
まとめ

人生では、思い通りにならないことや、苦手な人と関わらなければならない場面があります。
でも、自分の考え方や行動は、自分で選ぶことができます。
私は、「自分の心は自分で守る」ことを大切にしながら暮らしています。
自分を大切にすると、不思議と周りとの距離感もちょうどよくなり、人間関係も少しずつ心地よいものへと変わっていきました。
毎日を笑顔で過ごすために必要なのは、誰かに機嫌を取ってもらうことではなく、自分で自分をご機嫌にすること。
これからも、自分の心に正直に、自分らしく、軽やかに生きていきたいと思っています。

