はじめに

私は基本的に人と接するときは、なるべく「感じよく接すること」を心がけています。
笑顔で挨拶をして、相手を思いやり、できることは気持ちよく協力する。
そんな関係が理想だと思っています。
でも、世の中には、親切な人や優しい人に対して横柄な態度を取る人がいます。
必要以上にプライベートなことを聞いてきたり、自分勝手なお願いをしてきたり、相手との距離感を考えずに踏み込んでくる人もいます。
以前の私は、「断ったら悪いかな」「空気が悪くなるかな」と思い、無理をして相手に合わせてしまうことがありました。
それは一見すると、大人の対応で良い感じに見えますが、
自分の心は疲れます。
そこで意識するようになったのが、「一線を引く」ということでした。
一線を引くことは冷たいことではない

「一線を引く」と聞くと、相手を拒絶するようなイメージがあるかもしれません。
でも、私が考える一線とは、「ここから先は入らせない」という、自分の心を守るための境界線です。
誰にでも、自分だけの考えや価値観、プライベートがあります。
それを無理に話す必要はありません。
親しくなることと、何でも話すことは別のことだと思っています。
感じよく断ることを意識する

一線を引くときに私が大切にしているのは、「笑顔で、感じよく伝えること」です。
例えば、
「それは秘密です。」
「内緒です。」
「そのことは、ちょっとプライベートなので控えます。」
このように穏やかに伝えるだけでも十分です。
それでも相手がしつこい場合は、同じ言葉を柔らかく繰り返すようにしています。
無理に理由を説明したり、言い訳を考えたりする必要はないと思います。
笑顔で繰り返すことで、「これ以上は踏み込めない人なんだ」と自然に伝わります。
それでもやめない人には、「真顔」になることが有効です。
(真顔って自分が思っている以上に怖い印象を与えますので、ほどほどに^^:)
情報を与えすぎないことも自分を守ること

必要以上に自分の情報を話さないことも、心を守る方法の一つです。
苦手な人ほど、人の弱みや秘密を知りたがることがあります。
だから私は、信頼関係ができていない相手には、自分のプライベートを必要以上に話さないようにしています。
以前は、「聞かれたことを答えないと失礼かな?」と気を遣ったり、「ある程度答えた方が親しみを持ってもらえるかな?」と考えたりして、差し障りのない範囲で自分のことを話してしまうことがありました。
しかし、その何気ない会話がきっかけで、うわさ話のネタにされたり、「こういう人なんだ」と勝手に決めつけられたりと、嫌な経験をすることもありました。
そんな経験を重ねる中で、今は「何でも話すことが誠実なのではなく、話さないという選択も自分を大切にする行動の一つ」だと考えるようになりました。
必要以上に自分の情報を伝えないことで、人間関係のストレスも減り、以前よりずっと気持ちが楽になりました。
本当に大切にしたい人に時間を使う

私は、自分を雑に扱う人ではなく、丁寧に接してくれる人との時間を大切にしたいと思っています。
無理に誰とでも仲良くする必要はないと思っています。
心地よい距離感で付き合える人との関係を大切にする方が、毎日を穏やかに過ごせます。
まとめ
一線を引くことは、相手を拒絶することではありません。
自分の心を守るための、大切な習慣です。
以前の私は、「いい人でいなければ」と思い、必要以上に相手に合わせてしまうことがありました。
でも、一線を引くことを覚えてからは、人間関係がずいぶん楽になりました。
大切なのは、冷たく接することではなく、「感じよく、でも譲らない」ことです。
自分を大切にしてくれる人を大切にし、自分もまた、自分自身を大切にする。
そんな人間関係を少しずつ増やしていきたいと思っています。

